海苔筆
料理のおすすめポイント
12月に入り、北風がきびしくなってくると平田の十六島町の島々においては海苔つみがはじまります。
海苔筆に使われる『十六島海苔』は味も格別で、江戸時代には松江藩の松平不昧公が江戸城へ登城された時に十六島海苔で作った羽織を着て大名達の控の間で羽織を切って大名達にごちそうし、お国自慢をしたという有名な話も残されています。
海苔筆は、地元ではお正月や2月の初うま祭りにはきまって作られ、箸でもちあげると海苔が筆の先のようになることが名前の由来となっているようです。
材料(5人分)
- 十六島海苔
- 30g
- べべ貝
- 150g(正味)
- こんにゃく
- 1/2枚
- 豆腐
- 1/2丁
- ごぼう
- 50g
- 里芋
- 100g
- にんじん
- 50g
- 水
- 3カップ
- 酒
- 大さじ2
- しょうゆ
- 大さじ3
栄養価(1人分)
- エネルギー
- 93kcal
- たんぱく質
- 9.3g
- 脂質
- 1.8g
- 塩分
- 1.5g
作り方
貝を水煮し、殻を取り除く。
ごぼうはささがき、こんにゃく、にんじん、里芋、海苔は小さく、豆腐はさいの目に切る。
貝の汁の中にこんにゃく、ごぼう、里芋、にんじんを入れ、柔らかくなるまで煮る。
海苔と豆腐を入れ、味をつける。
(コツ)貝の無いときは魚の切身や鶏肉でもよい。