角ずし
料理のおすすめポイント
この地方では、昔から祭やいろいろな行事のごちそうといえば角ずしをつくってきました。
中に入れる具はこの他ふき、たけのこ、干したこう茸、栗などを使い、飾りも木の芽、ゆずなど季節の地元食材を使います。
手間のかかる料理で、だんだん家庭で作られることが少なくなりましたが伝えたい郷土料理のひとつです。
材料(4人分)
- 米
- 400g
[A]
- 酢
- 50cc
- 砂糖
- 50g
- 塩
- 小さじ1強
- にんじん
- 20g
- 干ししいたけ
- 8g
- ごぼう
- 60g
- 油揚げ
- 8g
[B]
- 醤油
- 大さじ1
- 砂糖
- 大さじ1弱
- みりん
- 適宜
- 酒
- 適宜
- 卵
- 1個
- しめ鯖
- 適宜
- 桜えびまたは
桜でんぶ - 少々
- 木の芽またはゆず
- 少々
栄養価(1人分)
- エネルギー
- 444kcal
- たんぱく質
- 8.3g
- 脂質
- 1.0g
- 塩分
- 1.8g
作り方
【すし具】
ごぼうはささがきにし、水にさらしてアクをぬく。
干しししたけはもどし、小さく切る。
にんじん、油あげも小さく切る。
具の材料を[B]の調味料で甘辛く水気がなくなるまでよく煮る。
【すしめし】
洗っておいた米を1割増の水で炊く。
[A]の合わせ酢は、弱火で砂糖、塩が溶ける程度に温める。
炊き上がったご飯に、合わせ酢をまわし入れ、しゃもじで切るように手早く混ぜ、冷ましておく。
【型入れ】
むすびを作る要領で具を入れて、丸いだんごをつくり、これを木枠に入れる。
平らにならし、卵、しめ鯖、木の芽などを飾り、上の木型でしっかり押さえながら抜く。
※でんぶは後でつける。