公益社団法人 島根県栄養士会

平成23年度
島根県栄養士会学校健康教育栄養士協議会活動報告

今年度の研修会を下記のとおり開催しました。今年度も様々な分野の講演を拝聴しました。

ブロック発表

~地元食材を生かした食育の実践~  出雲ブロック
指導助言 島根県教育庁保健体育課
指導主事 吉谷 不美男先生

地元食材を活用した「献立作成」「食に関する指導」「料理教室」「試食会」等の取組についての発表でした。この取組によって、児童生徒の食への関心が高まり、食べ物や生産者に対する感謝の心が育まれるとともに、給食の残菜の減量にもつながってきているそうです。

説明

「公益法人化等について」
島根県栄養士会 常任理事 石倉 陽子様

島根県栄養士会 常任理事 石倉 陽子様

私たち学校協議会会員に対して、ポイントをおさえた分かりやすい説明をしていただきました♡

講演

「水分補給の重要性とその摂取方法」
神奈川県立保健福祉大学 教授 鈴木 志保子先生

神奈川県立保健福祉大学 教授 鈴木 志保子先生

昨年に引き続いて講演を拝聴しました。パワフルな中にも、基礎基本をおさえた内容の講演で、私たちに元気とやる気を与えていただきました。

講演

「県の食育等の取組について」
島根県保健体育課 指導主事 宮岡 愛子先生

講演

「学校栄養士のための“食コーチング”入門」
食コーチングプログラムス 主宰 影山 なお子先生

食コーチングプログラムス 主宰 影山 なお子先生

前職である客室乗務員としての経験や、現女子栄養大学非常勤講師であるなど、様々な立場から“栄養士”としてのコミュニケーション技法だけでなく、“女性”としての立ち居振る舞い方法まで教えていただきました。

講演

「食情報を魅力的に伝えるための基礎と実際」
~文章力・デザイン力・編集力~
大橋予暇研究所 ロッコム文章・編集塾 主宰 大橋 禄郎先生

大橋予暇研究所 ロッコム文章・編集塾 主宰 大橋 禄郎先生

「栄養と料理」の元編集長という立場から、私たちが作成している「給食だより」が魅力的なものになるよう、言葉遣いから字体の使い方まで丁寧に詳しく教えていただきました。

この研修会を通して、私たちがいかに日々の仕事に追われ、基礎基本を忘れがちであるかということを痛感しました。
栄養教諭・学校栄養職員である前に、栄養士としての知識・情報の習得や、幼児児童生徒及び家庭、並びに地域の方々などとの接し方、食情報の効果的な発信方法など、常に鋭いアンテナを張りながらも、時には自分の仕事を振り返り、見直す余裕も必要であると思いました。
この研修で学んだこと、感じたこと、反省したことを2学期からの業務に生かせるように努力していきたいと思います。