隠岐郷土食
隠岐は四季を通じ海の幸、山の幸に恵まれています。地元で採れる食材を行事食として使用し、又冠婚葬祭等にも使われてきました。
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隠岐そば
地区でとれるそば粉は香りが高く、鮮度の良い生鯖を焼き、身をほぐしたものをだしとして使っています。ワカメの根の芽かぶや岩のりを使ったり、節分や年越しそばも柚子を使ったり、地粘芋を使ったり隠岐独自の料理です。
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白イカの刺身
いかは種類が多く年中とれるため、最も身近な素材の1つです。刺身として食べると甘味感があります。隠岐ならではの刺身料理です。
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めかぶの酢物
4月末から5月にかけてとれるわかめの根元近くの芽かぶは、わかめと異なった歯ざわりです。小さく刻んで冷凍しておき必要時に熱湯をかけると緑色になりねばりが出て酢物や種々な料理に利用でき大変重宝がられています。
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ばくだんにぎり
厳寒の季節、岩に生えてくるのを、岩海苔といいます。岩海苔で包むおにぎりには、海苔で真黒になるまで包むので「ばくだんにぎり」といわれています。