隠岐島前の郷土料理
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椎茸餅のこじょうゆピザ
「こじょうゆ(なめみそ)」は、家庭で手軽に作られている調味料で、少しずつ使う調味料などが違い、それぞれの家庭の味があります。そのまま野菜や焼魚につけて、炒め物や和え物の調味料として、また漬物の床として、様々に利用されています。このレシピは、商品開発研修生として大分県から海士町に来られた後藤隆志さんが、こじょうゆの魅力を活かしNHK「きょうの料理大賞」で見事、優秀賞を受賞された時のものです。後藤さんの地域への想いが詰まったレシピを、コンクールに出品された3品併せてご紹介させていただきます。
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サザエごはん
日本海に囲まれた隠岐では、身近で豊富にとれるサザエを様々な料理に利用します。刺身やつぼ焼きはもちろん、ピーマンやなすと一緒にこじょうゆで炒り煮にしたり(こしょみそ)、酢の物や和え物に、また、カレーの具にすることもあります。サザエごはんも代表的な料理の1つです。炊き込みごはんには、サザエの他に、島でとれる四季折々の貝(ニィナ、センタ、ヒオウギ、イタヤ、アワビなど)も使います。