公益社団法人 島根県栄養士会

料理のおすすめポイント

ほかの地方では「かしわもち」とよばれます。山陰地方では「かしわ」が手に入りにくいため、代わりに「まきしば」(サンキライ)の葉でもちを包みます。ちなみに、出雲地方でまきもちのことを「かたらもち」といいます。
昔から、田植えが終わったあと、身体の泥を落としてご馳走を食べる「泥落とし」という慣習があり、そのときに「まきもち」を作って食べ、労をねぎらったといわれています。

材料(20個分)

だんごの粉(まきの粉)
500g
400cc
まきしば
40枚
あんこ
500g

栄養価 (1個当たり)

エネルギー
148kcal
たんぱく質
2.9g
脂質
0.3g
炭水化物
33.2g
食塩相当量
0.0~0.1g

作り方

  1. あんこは20個にわけ、ボールのように丸めておく。

  2. だんごの粉に、湯を少しずつ入れながらこねる。ここでよくこねることで、やわらかいもちになる。耳たぶくらいのかたさを目安に。

  3. ②を20等分にし、平たくのばしてあんこを包む。

  4. まきの葉ではさみ、15~20分蒸す。